保育園のヒヨコ経営者ブログ

こども達へより良い成長環境を提供ために、保育園の経営を考えて行きたいと思います。まだまだ、経験が浅いために必死に勉強していきます。その備忘録的な活用を想定しています。

処遇改善Ⅱが支給開始、みなさんはどう分配しましたか?

更新がかなり滞ってしまい、反省反省です。

 

今年も、というか、これからよろしくお願いします。

 

ところで、延びに延びていた処遇改善Ⅱが支給され始めましたね。

 

 

 保育士も待ちに待っていたと思いますが、この制度の活用が予想以上に低いことに驚愕しております。

 

山陰中央新報社|島根県保育士賃金加算 申請3割 対象者絞り込みに難点

 対象者の絞り込みが難しい点が背景にあるという

 

島根県では3割、長野県では6割しか活用されていないようです。

 

保育士さんが可哀想です。。。

 

せっかく一時的ではあっても大幅に給与が上がるチャンスだったのに。

 

確かに、自分の周りでも活用していない法人が思ったより多くてびっくりしました。

 

が、概ね懸念点はこんな感じですよね。

 

 

 

 つまり、4万円、薄まき部分、5千円の差がでかすぎて、職員を納得させられない、

 

不協和音が生じるくらいなら、いっそのこと誰にも1円も配らないという選択肢。

 

これって、法人が努力しないでその煽りを職員が受けてしまっていて悲惨。

 

そこを工夫して、どうにか職員の処遇を改善しないと。

 

うちの法人では、4万円、2万円、1万円、5千円のレンジを作って支給しました。

 

薄まき部分を2万円と1万円に分けてるわけですが、処遇改善Ⅱとして給付を受ける分だけでは当然足りません。

 

処遇改善の支給額と同程度の法人からの持ち出しをして、バランスがとれるようにしています。

 

つまり、国への申請書には載らないけど、法人独自の財源で支給する職員をつくるということです。

 

国負担半分、園負担半分。そんな感じ。

 

そうすることで、4万円と5千円とゼロ円だと差が起きすぎるけど、

 

4万円、2万円、1万円、5千円、ゼロ円だと、それぞれの差が小さくなるので、

 

結果として5千円やゼロの人も不満は小さくなったと思います。

 

そして、2年目以降の職員は何らかの手当をもらえることになります。

 

国が努力している以上、法人も努力して、協力して保育士の処遇を見直していきたいですね。