処遇改善Ⅱが支給開始、みなさんはどう分配しましたか?
更新がかなり滞ってしまい、反省反省です。
今年も、というか、これからよろしくお願いします。
ところで、延びに延びていた処遇改善Ⅱが支給され始めましたね。
今日は給料日
— ちるめ (@fufufu801) 2017年12月24日
それもは別に処遇改善IIがついてて給料とは別に7万入ってた
ありがたく貰う
保育士も待ちに待っていたと思いますが、この制度の活用が予想以上に低いことに驚愕しております。
山陰中央新報社|島根県保育士賃金加算 申請3割 対象者絞り込みに難点
対象者の絞り込みが難しい点が背景にあるという
島根県では3割、長野県では6割しか活用されていないようです。
保育士さんが可哀想です。。。
せっかく一時的ではあっても大幅に給与が上がるチャンスだったのに。
確かに、自分の周りでも活用していない法人が思ったより多くてびっくりしました。
が、概ね懸念点はこんな感じですよね。
昨日は給料日。
— mari (@mari0927111) 2017年12月8日
処遇改善Ⅱが反映されて4月に遡って支給された。
8カ月分もまとまると、格差がさらに歴然。
空気が辛い。
私の2018春闘
— 全国福祉保育労働組合東京地方本部 (@fukuhoro_tokyo) 2017年12月4日
職員会議で「都から人事考課をしろと言われた」「2日で考えた」という処遇改善Ⅱの発表があった。該当する人も迷惑。非該当の人も混乱。家計をやりくりしているが、もっと収入があれば趣味やレジャーに行ける。何より病院に行くことをケチることがなくなる(40代保育士女性)#春闘
つまり、4万円、薄まき部分、5千円の差がでかすぎて、職員を納得させられない、
不協和音が生じるくらいなら、いっそのこと誰にも1円も配らないという選択肢。
これって、法人が努力しないでその煽りを職員が受けてしまっていて悲惨。
そこを工夫して、どうにか職員の処遇を改善しないと。
うちの法人では、4万円、2万円、1万円、5千円のレンジを作って支給しました。
薄まき部分を2万円と1万円に分けてるわけですが、処遇改善Ⅱとして給付を受ける分だけでは当然足りません。
処遇改善の支給額と同程度の法人からの持ち出しをして、バランスがとれるようにしています。
つまり、国への申請書には載らないけど、法人独自の財源で支給する職員をつくるということです。
国負担半分、園負担半分。そんな感じ。
そうすることで、4万円と5千円とゼロ円だと差が起きすぎるけど、
4万円、2万円、1万円、5千円、ゼロ円だと、それぞれの差が小さくなるので、
結果として5千円やゼロの人も不満は小さくなったと思います。
そして、2年目以降の職員は何らかの手当をもらえることになります。
国が努力している以上、法人も努力して、協力して保育士の処遇を見直していきたいですね。