2018年7月15日週の気になったニュース
①認可外保育所の4割が基準違反
っていうか、なんだこのフワッとした曖昧なニュースは。。。
とにかく認可外保育施設は危ないぞっていうイメージを植え付けるには持って来いなのかもしれないですけど。
それで、ものネタは厚生労働省のホームページにありますので、それをちゃんと見てみましょう。
そうすると内訳が細かく出ていますね。
指導監督基準に適合していない主な項目
○ベビーホテル
1 乳幼児の健康診断の実施:241 か所
2 職員の健康診断の実施:229 か所
3 非常災害に対する具体的計画(消防計画)の策定・訓練の実施:224 か所
4 施設及びサービスに関する内容の掲示:169 か所
5 保育に従事する者の数:162 か所
○その他の認可外保育施設
1 乳幼児の健康診断の実施:477 か所
2 職員の健康診断の実施:461 か所
3 非常災害に対する具体的計画(消防計画)の策定・訓練の実施:444 か所
4 利用者に対する契約内容の書面による交付:328 か所
5 安全確保への配慮:300 か所
全体の45%が基準を満たしていないのですが、ちなみに企業主導型保育所だと約70%が満たしておらず、認可保育所だとどうだったか忘れました。
②処遇改善Ⅱの実施は約80%
あれ?少なくないでしょうか。
やらない理由は主に、職員に説明がつかない(不協和音が生じる)ってことでしょうけど、そこは経営者が頑張りましょうよ。
月4万円も処遇が改善されるって、すごいですよね。
③JPHD、沖縄に2か所の企業主導型保育所を設置
保育事業者が直営でやるパターンですね。
無認可だし、運営費は認可保育所よりももらえるし、自社の職員のこどもも優先的に預かれるし、企業主導型をやらない理由はないですよね。
④世田谷区の園庭不足に対する取り組み
ここ最近はマンションの一室など土地不足のため園庭がない保育園が増えてきて、そういった場所のこどもはかわいそうだなと思っていましたが、世田谷区のこうした取り組みはいいですね!
世田谷区は保育政策が非常に洗練されているイメージです。ぜひ、他自治体をリードしていってほしいと思っています。