保育園のヒヨコ経営者ブログ

こども達へより良い成長環境を提供ために、保育園の経営を考えて行きたいと思います。まだまだ、経験が浅いために必死に勉強していきます。その備忘録的な活用を想定しています。

ここ1週間の気になったニュース

①やっぱり、一番は神奈川県にある幼稚園での、残念で怖いニュース

www3.nhk.or.jp

 

これって、16日時点では、国立感染研究所の調査では感染症という結果は出ていないとのこと。

 

早く原因が判明して、これ以上に尊い命がなくならないことを願います。

 

②こども保険の認知度が上がっていない

 

moneyzine.jp

 

息子さんのほうの小泉さんが頑張って進めていますけど、

 

「詳細を含めて知っていた」は9%にとどまり、「名前だけ知っていた」が37%、「今回初めて知った」が54%で認知度は低かった。こども保険導入の賛否については「賛成」が35%、「反対」が11%、「どちらでもない・分からない」が54%という結果になった。 

 

でも、この調査の対象って、保護者や保育士など、この問題に対して敏感な人たちだけだから、この数字って本来なら日本全体に対してならもっと低い数字だと思います。

 

そして、なぜ調査対象を絞ったのか。

 

社会保険料を一律に値上げするならば、全員に影響を及ぼす議論なんだから、

 

一般に浸透して国民的な議論が出来ているか調査したほうが意味があるのではないかと思います。

 

ちなみに、橋本元大阪市長は反対しているようです。

 

president.jp

 

あと、なんかいろいろニュースを見た気がするのですが、

 

バタバタしていてほとんど先週の記憶がなくなっていました。

 

今週も皆さん、頑張ってまいりましょう!

最近気になったニュースや記事など

①ダイヤモンドインラインの記事

diamond.jp

 

保育園を辞めた理由の2位は「専業主婦・夫になった」だが、僅差ながらも1位は給与の問題。

過去に保育園で働いていた保育士に、今後、保育園で働きたいかを聞くと、「働きたい」「やや働きたい」はぐっと減り、合計でも50%以下に

現在会社員・公務員として働く保育士の平均値は19万1176円。ところが、理想の給与額は28万882円となっている。

 

辞めた理由の1位が出産を機にということで、ここの復職率を以下に上げるかということが人手不足に悩む法人の腕の見せ所。ここは工夫すれば、さまざまな手を打てる。

 

一方で、2位の給与については、構造上の問題が大きすぎて、出来ることに限界がある。

 

それに、理想の7割しかもらえていないってアンケートがあるけど、職業に関わらず誰しもが理想よりは少なく感じているんじゃないでしょうか。

 

それよりも、絶対額が平均所得と比べてどうかという視点の方が大切だと思います。

 

保育園で働いている理由は以下の通りだそう。

 

http://dol.ismcdn.jp/mwimgs/d/4/-/img_d4bef08961836357d7ddb8b729beecc671001.jpg

 

福祉の精神を持った保育士さんに支えられて持っている保育業界だけど、給与問題という現実を改善していかないと保育士さんも無理がありますよね。

 

②蔵の図書館

www.sankei.com

こうした取り組み、いいですねー。蔵を無料で使わせてくれる人、運営のボランティア、本を寄贈してくれる人、資金的に支えるサポーター会員など、地域の人たちで素敵な空間が作れている感じですかね。

 

こどもの居場所作り事業を行政予算でやっているところもありますが、

地域の住民で完結できる仕組みだと、継続性があり、地域の交流もより促進されていいですよね。

 

③処遇改善等加算Ⅱの人数A/Bの算定ファイルが全国保育協議会のHPに上がってましたね

 

http://www.zenhokyo.gr.jp/gentei/gentei.htm

 

まだ、どうなるかよくわかりませんけど、取りあえずやっときゃいけないのは、4月から専門リーダーや職務分野別リーダーを誰にするのか決めて、人事発令など社内の記録として残しておかなければいけないということですよね。

 

ただ、不透明感が強くて動きにくいと思っている人が大多数だとは思いますが。そういうひとは、駄目だと思いますけど、バックデートでやっちゃうんだろうな。だめだけど。

 

www.asahi.com

 

まあ、そうですよね。。。

 

今日は日曜日、家族サービスでリフレッシュしましょう!!

 

平成28年人口動態統計月報年計が発表されましたね

こんばんは

 

少し遅くなってしまいましたが、6月2日に厚生労働省から

 

平成28年度人口動態統計月報年計が発表されていました。

 

www.mhlw.go.jp

 

・出生数が過去最少となる、97万6979人

合計特殊出生率は、前年を0.01ポイント下回って1.44

・事前増減は過去最低の、▲330,786人(前年比▲46,019人)

・婚姻件数、離婚件数は減少

 

この先、日本の子育て環境がどうなっていくのか、概ね想像することが出来ます。

 

3月の資料ですが、”平成29年我が国の人口動態”も併せて見てみました。

http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/81-1a2.pdf

 

今は待機児童をどう解消するかという話題で持ち切りですが、

 

その先には保育園の淘汰の時代もやってくるんだと思います。

 

自分のエリアではあと15年先には需給バランスが逆転するのではないかな。

 

ただ、マーケット自体は小さくはないので、

 

質の高い保育を提供していれば、駄目な事業者がどんどん退場していくので、

 

利用者にとっても、保育業界にとっても悪いことではないように感じています。

 

それでは、また。

子育て安心プランが発表されましたね

かなり落胆の声が多く聞かれますが、

 

そもそもどのような内容なのか、資料の原文を確認しました。

 

www.kantei.go.jp

 

意欲的な自治体を支援するため、待機児童の解消に必要な約22万人分の予算を、2年間で確保し遅くとも3年間で全国の待機児童を解消してまいります

 

 さらに、平成34年度末までの5年間で、女性就業率80%に対応できる約32万人分の保育の受皿を整備します。全ての人が無理なく保育と仕事を両立できるよう、引き続き、全力で取り組んでまいります。

 

待機児童解消に向けて、大幅に先送りだと世間には批判されていますが、

 

保育士も保育園をつくる場所も不足している状況では

 

まぁ、仕方ないよなぁと思ってしまいます。

 

もちろん、解消に向けて運営サイドも最大限の努力をしなければなりませんが、

 

構造的に無理があろうかと思います。

 

今回発表されたプランの概要はこちらです

http://www.kantei.go.jp/jp/headline/taikijido/pdf/plan1.pdf

・待機児童を3年間で解消します!

・そのために、6つの支援パッケージを用意します!

 

また、6つの支援パッケージの詳細はこちらです

http://www.kantei.go.jp/jp/headline/taikijido/pdf/plan2.pdf

①保育の受け皿の拡大

○都市部における高騰した保育園の賃借料への補助

○大規模マンションでの保育園の設置促進

○固定資産税減免の普及

○幼稚園における2歳児の受入れや預かり保育の推進

○企業主導型保育事業の地域枠拡充など

○国有地、都市公園、郵便局、学校等の余裕教室等の 活用

○家庭的保育の地域コンソーシアムの普及、小規模保 育、病児保育などの多様な保育の受け皿の確保

○市区町村ごとの待機児童解消の取組状況の公表

○保育提供区域ごとの待機児童解消の取組状況の公表

○広域的保育園等利用事業の積極的な活用促進

○「地域連携コーディネーター」の活用促進

 ←都市部では土地の確保が大きなボトルネックになっていますからね。

  どの程度の支援なのか分かりませんが、有効だと思います。

 

②保育人材確保

○処遇改善を踏まえたキャリアアップの仕組みの構築

○保育補助者から保育士になるための雇上げ支援の拡充

○保育士の子どもの預かり支援の推進

○保育士の業務負担軽減のための支援

○市区町村における保育人材確保対策への支援

○保育士の就職に向けた働きかけ

○保育人材確保の取組の「見える化

○福祉系国家資格有資格者への保育士養成課程・試験 科目の一部免除

○保育士の退職手当共済制度の継続の検討

 ←処遇改善Ⅱについては、業界関係者は振り回されてやきもきしていますね。

  処遇改善による保育士の確保は有効な一手だと思いますが、

  まだまだ水準が低いですよね。

  研修の体系化とかは、運営施設側の企業努力だと思います。

  また、資格取得のハードルを下げるみたいですが、それは不要かと。

 

③保護者へ寄り添う支援の普及促進

○「保育コンシェルジュ」による保護者のための 出張相談などの支援拡大

○待機児童数調査の適正化

○妊娠中からの保育園等への入園申込みの明確化

 ←待機児童は定義次第で、いくらでも数字いじれちゃいますからね。

  確か、今年度から国の方針で定義が統一されることになっていたと思います。

  

www.nikkei.com

  

 

④保育の質の確保

○認可外保育施設の認可保育園等への移行促進

○保育士配置基準の維持及び向上

○新たな保育所保育指針の施行

○認可外保育施設における事故報告の義務化

○認可外保育施設についての情報の公表

○保育園等の事故防止の取組強化

○認可外保育施設等の届出に係るICT化の推進

○災害共済給付の企業主導型保育、認可外保育 施設への対象拡大

 ←これだけ急にスケールさせれば、質は低下するのが避けられない。

  っというか、様々な問題が顕在化しており、どうガバナンスを効かせるか。

  質の低下と株式会社の参入をセットにして語られることがあるが、

  それは違うなぁと思う。非営利でもひどいところは多い気がする。

 

⑤持続可能な保育制度の確立

○保育実施に必要な安定財源の確保

 

⑥保育と連携した働き方改革

○保育園に入れない場合の育児休業期間の延長

○男性による育児の促進

○ニーズを踏まえた両立支援制度の確立

 ←これはあまり影響がなさそうです。

 

 国もかなり一所懸命に考えてくれていると思います。

 

運営サイドとしても質の高い保育を目指して主体的に努力を重ね、

 

余裕のあるところはそのノウハウを活かして

 

保育の受け皿解消にも貢献していく義務があります。

 

順番としては、まずは質の確保だと思います。

 

それでは。

 

 

ブログにチャレンジします

最近、ソーシャルセクターにやってまいりまして、

日々、保育園の運営に悪戦苦闘しています

そんな中、自分の成長のために文章化しようと思ったのがきっかけです

将来的には、どなたかの参考になるような記事も書いていければいいと思っています。

よろしくお願いします!